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2004-10-05 (Tue)
浅川マキにどっぷり (やぱJa その5)
![]() | DARKNESS1 (1995/08/30) 浅川マキ 商品詳細 |
気がつけば「やぱJa」放置モードでありやした(^^;。
んなことで今日のお題はちょっと変則な「浅川マキ」で・・・。
高3の夏休みが始まるころには流石に僕のダンモ(Jazz喫茶)通いもクールダウンして月に1、2回位は週末に私服に着替えてからちょっと顔を出してみようかのペースになっていた。
Jazzに厭きたなんてことはけっしてなかったけどダンモに通うことにはいささか飽きがきていたし、その頃ちょっと仲良くなっていたウエイトレスのお姉さんが顔を合わすたびに「ぼっくん、いいかげんにしたらぁ、ここにも最近は補導くるわよ。・・・そろそろ真面目におべんきょしたほうがいいんじゃない・・・云々」とお説教するのもわずらわしかった。
それに実際、付属高校でお受験の心配はなかったとはいえ大学進学のためのそれなりの準備はしなきゃいけない時期だったことも事実だったし、クラスメイトや同級生との高校生なりのおつき合いもけっこう忙しくなっていた。
音楽の話にしても、心の底では"Jazz最高!"の僕にしても、高校生のJazzキチは身の回りには存在せず話にならないし下手すりゃ変人扱いされたから、ノリを良くするにはこっちが話を合わせたほうが楽だった。
当時の若者の音楽シーンは大雑把に言えば、ビートルズ、GS、フォークソングが3大潮流だった(別次元でベンチャーズ、加山雄三もかな)。
ビートルズやローリングストーンズは好きだったけど英語の歌詞には感情移入できずにのめり込むほどではなかったし、タイガースやブルーコメッツ、テンプターズ、スパイダーズなんかは、一応曲ぐらいは知っていて口ずさめなけりゃつき合い上しょうがないって感じだった。
ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ピーター・ポール&マリー、ブラザース・フォーなどのモダン・フォークは、ベトナム戦争という時代背景もあってメッセージ性はわかるような気がしたけどそのメロディと歌声にはどうにもお尻がこそばゆくなって性に合わなかった。ましてや和製ジョーンバエズといわれた当時の森山良子や黒澤久雄のブロードサイド・フォーなんてブラ・フォーのお坊ちゃまコピーバンドは聴くだけで気恥ずかしい思いがしたもんだった。
そんな時、年末の慌しさの気配がし始めた頃にビレッジゲートで顔なじみになっていた常連の一人に教えてもらったのが浅川マキだった。
「・・・寺山修二さんがいたく気に入ってる歌手なんだってさ、蠍座で時々やってるらしいよ・・・、出演日、俺調べとくから一度行ってみようよ・・・」
で、僕はすっかりはまってしまった。今も現役でコンティニュアスリーにライブで歌い続け、相変わらず一流ミュージシャンとコラボ、インスパイアしている彼女を評価・評論するなんてことはとても僕にはできないけれど、知りたい人はちょっとネット検索してみれば彼女の磁力・魔力を何とか表現したいと呻吟した煌くような言葉があふれている。
彼女の音楽はもちろん類型的なモダンジャズじゃないけれど、ブルースとジャズのココロが日本人・日本語で先天的に融合した初めてのシンガーじゃないかと思う。
とにかく僕的には日本語で聴く最良の音楽の一つであることには今も変わりなく、なぜかポジティブな方向に内省をうながしてくれる音楽なんだ。
僕にとって彼女の歌は適度な心地よい重さと疾走感があって、ダークなのにブルーでなくむしろ元気づけられるし、どのようなことに追い込まれようが顔をしっかりあげて伊達男気取ってみようと思わせてくれるんだ。
「はまる、はまらない」は人それぞれだけど一度は聴いてみてもいいんじゃないかなぁ。とりあえずは初期作品「浅川マキの世界」やJazzのエッセンスがつまった「DARKNESS Ⅰ"」
Jazz Versionのミュージシャンはこのラインナップ見ただけでわくわくするね。
近藤等則(トランペット他)、本田俊之(サックス・フルート・キーボード他)、山下洋輔(ピアノ)、渋谷毅(ピアノ)、川端民生(ベース)、Bobby Watson(ベース)、杉本喜代志(ギター)、Tony Maiden(ギター)、飛田一男(ギター)、つのだひろ(ドラムス)、Andre Fischer(ドラムス)、森山威男(ドラムス)
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