2004-08-28 (Sat)
やっぱJazzでしょ その2
@新宿歌舞伎町 王城 DiMAGE Z1数多ある歌舞伎町のJazz喫茶の中で、その頃の僕のお気に入りは、今も建物だけは残っている「王城」という名のマンモス喫茶の前にあった「ビレッジゲート」という店だった。
入口を入ると半地下と中2階状の2フロアに別れていて、ブラックの内装に明るさを抑えた蛍光灯照明が、ちょっとシックでモダンな佇まいのインテリアだった。
でもよくもまあ、通学鞄を手にした学生服姿の高校生を平気で入れてくれたもんだと今考えると不思議に思う。寛容な時代だったのかもしれないね(笑)。
毎日のように苦いだけのけっして美味しくない珈琲を口にしながら、色々なプレーヤーのサウンドを耳にして、最初に感動したのはアルトサックス・フルート奏者のエリック・ドルフィだった。とりわけ僕は彼のバスクラリネットの音色がとっても好みだった。
そこには、ラジオで深夜、家人を気にしながらボリュームを絞って聴くのとは全く違う世界があった。Jazzはやはりボリュームがないとインタープレイのニュアンスがよく伝わらないよね。
当時の超人気盤の一つだった「At the Five Spot Vol.1」はバップライクなドルフィのライブアルバムの最高傑作だと思うし、僕にとってエナジーの源泉だった。マルやブッカーリトルが好きになったのもこのアルバムが出発点だった。
また、たしか亡くなる1ヶ月ぐらい前に収録されたアルバム「Last Date」でのドルフィーのプレイは背筋が寒くなるくらい神がかり的で胸が熱くなった。
その頃から僕のJazz狂いは最初の結婚をするまで続いた。
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