2005-02-17 (Thu)
マル・ウォルドロンで始まった (やぱJa その12)
![]() | フリー・アット・ラスト (2000/09/23) マル・ウォルドロン 商品詳細 |
![]() | レフト・アローン(紙ジャケット仕様) (2000/12/20) マル・ウォルドロン、マル・ワルドロン 他 商品詳細 |
![]() | オール・アローン (1997/09/27) マル・ウォルドロン 商品詳細 |
高2から聴きはじめたJazzも好きであることに変わりはなかったけど大学生活を目前にひかえた頃にはちょっとマンネリ気味になっていて刺激的でなくなりつつあった。
Jazzを聴くより色気づいた時を過ごせることがチラホラ生まれ始めたせいもあるかもしれないし、内省的な時間よりその頃手に入れたCB72でのツーリングが楽しくてしょうがないってこともあった。
そんな感じで大学生活に突入したわけだけどマンモス校のマンモス授業はまったく興醒めだったし、独りで何もする気がしないような時、月に2、3回は相変わらずJazz喫茶に通っていた。で、その頃なぜか気になり始めたのがマル・ウォルドロン。結局、僕の大学時代のJazz聴きライフはマルで始まりそのまま卒業するまで愛聴することになってしまった。
マルのことはドルフィーの「At the Five Spot Vol.1」で知って以来、好きなピアニストの一人ではあったけど好んでリーダーアルバムを聴くほどのイレコミはなかった。
かのビリー・ホリディに捧げたトリビュートアルバム「レフト・アローン」にしたって高校生の僕には初っ端からジャッキー・マクリーンのアルトサキソフォンがベタすぎてサヨナラ哀愁だったけど、大学生の僕には "うんうん泣かせるねぇ〜" てなことに豹変していたというわけさ。
でもホントウに好きになったのはECM盤の「フリー・アット・ラスト」を聴いてからだと思う。技術的にはそんなにうまいとは思わないし、タイプライター奏法だのモールス信号奏法だのと色気のない言われ方もされているマルだけど、一見単調にも思えるその打鍵から生みだされるリズミカルなマイナートーンは情念がこもり・・・う〜ん、もう語ってもしゃあない、一度聴いてくださいませ。Jazzピアノはテクニックじゃなくその人の表現力だってことがよくわかります。(笑)
(追記)
マルはアメリカじゃどちらかというと不遇だったんだよね。活躍の舞台はヨーロッパと日本。日本人がマルを好きだったと同じくらい日本びいきだった。日本人の奥さんもらったくらいだもの。(笑)
'70年代、Jazzライブスポットなんかで予期せぬ遭遇してえらく得した気分になった想い出なんかもありますですよ。(^ ^)
マル・ウォルドロン2002年12月5日鬼籍。享年76歳。
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